iTunesは、iPhone、iPad、iPodをパソコンに接続して、画像、動画、音楽、ファイルなどのデータを同期することができます。ただし、iTunesでiPhoneが表示されないという状況も結構あります。
本記事は、Windows10のパソコンでiTunesがiPhoneを認識しない・同期できない時の対応策を紹介します。
パート1：一番最初に確認しておくべきこと
Windows10でiTunesにiPhoneが認識されない問題の原因はいくつか考えられますので、以下の手順で対処してみてください。手順を一つ実行するたびに、問題が解決したか確かめてください。
基本手順：
①デバイスを再起動する
まずはパソコンを再起動して iTunes を起動してみてください。
②iPhone上で許可をする
初めてiPhoneをPCに接続する場合は、iPhone側で「このコンピュータを信頼しますか？」という警告が表示されます。デバイスのロックを解除して、「信頼」をタップします。
③純正ケーブルを使う
純正ケーブルを使っていない場合は、iPhone側で「このアクセサリは使用できない可能性があります。」という警告が表示されて、iTunesで認識できない可能性があります。
④お使いのPCを最新の状態に保つ
Windows Updateを行い、Windowsを最新の状態であることを確認します。
⑤デバイスの電源をオンにする
デバイスの電源が入っているか確認します。
⑥対応バージョを確認する
お使いのコンピュータが対応している最新バージョンのiTunesをお使いか確認します。
もし上記の方法を試しても解決できない場合は、次の対処方法を試してみたください。
パート2：Apple Mobile Device USB Driverを再インストールする方法
Apple Mobile Device USB Driverは、Windows PCがUSB経由でPCに接続するiPhone、iPad、iPodなどの端末を検出し、交互するためのドライバーです。iTunesでiPhoneが表示されない原因は、Apple Mobile Device USB Driverの不具合かもしれません。Apple Mobile Device USB Driverの再インストールすることが必要です。
Microsoft Store からiTunesをダウンロードした場合：
①「iPhone」をパソコンに再接続し、「iTunes」が起動している場合は終了させてください。
②左下隅の検索ボックスをクリックし、「コンピューターの管理」と入力して「Enter」キーを押します。
③左リストの「ユニバーサル シリアル バス コントローラー」の下で、「ポータブルデバイス」で接続したデバイス（「Apple iPhone」など）を右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。
④「ドライバーソフトウェアの最新版を自動検索します」をクリックします。
⑤ソフトウェアがインストール完了後に、「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」の順に選択し、ほかに提供されているアップデートがないことを確かめます。
AppleのWebサイトからiTunesをダウンロードした場合：
①iOS デバイスのロックを解除し、ホーム画面を表示します。「iPhone」をパソコンに再接続し、「iTunes」が起動している場合は終了させてくだい。
②「Windows + R」キーを押して、「ファイル名を指定して実行」コマンドを開きます。
③そこで、「%ProgramFiles%\Common Files\Apple\Mobile Device Support\Drivers」を入力して、「OK」をクリックします。
④「usbaapl64.inf」ファイルまたは「usbaapl.inf」ファイルを右クリックして、「インストール」を選択します。
⑤デバイスを取り外して、パソコンを再起動します。
最後、「デバイスマネージャー」の画面で、「ユニバーサルシリアルバスコントローラー」の中に「Apple Mobile Device USB Driver」が表示されば、Windows10でiTunesがiPhone認識しないという問題は解決したはずです。
パート3：iTunesの代替になるソフトLeawo iTransfer
Leawo iTransferはiOS デバイス （iPhone、iPad、iPod）、iTunesとコンピューター間でデータを簡単に転送できる高性能なiPhoneデータ移行ソフトです。
Windows10/8/7/Vista/XPをサポート。アプリケーション、映画、音楽、写真、本、リングトーンなどのライブラリファイルに対応でき、また、iTunesでのプレイリストにも転送できます。
また、コンピューターや他のソースからダウンロードしたファイルをiOS ディバイスへの転送も簡単実現。
更に、iTunes不要でiPhoneをバックアップでき、iPhoneやiPadが故障してしまった場合、同じデータを新しい端末や初期化した端末に入れ直して利用可能です。
ご注意：
最近、「Windows10にアップデートしてからLeawo iTransferでわたしのiPhoneが認識されなくなった。」という報告がLeawoサポートセンターまできました。不具合な症状を明確するためにもっと詳細な状況を尋ねると、「iTunesでiPhoneも認識されず同期などを行うことができませんでした。」という返事を頂いました。
Leawo iTransferはiTunesとiPhone両者ともからファイルを検索/取得することによって、iTunes、PCやiPhoneの間にファイルを転送するソフトです。ですので、iTunesでiPhoneが認識されない場合は、Leawo iTransferもiPhoneを認識できなくなります。
まずは上記の方法に従ってiTunesがiPhoneを認識しない状況を改善してから、Leawo iTransferを再起動してください。
